吉田優先生の講演会を開催しました(3/5)


3月5日に東京理科大学の吉田優先生にお越しいただく機会があり、薬学部で講演会を開催しました。「アライン化学における技術ツリー発展を基盤とする複素環形成法の開発」というタイトルで、これまでに取り組んできたアラインの発生、利用、応用までの概要を説明いただきました。アラインのような化学種を取り扱う上で、その面白い反応性に着目して研究するのも楽しいけれど、発生法や前駆体の合成などにまでこだわらないと「自分たちが使いたくなる反応」にはならないという点を強調されていました。実際、独自に開発した反応を応用することで新しい知見を得るという説明が幾度となく登場し、研究の層の厚さを感じました。いつも薬学部の講演会は質問がたくさん出ますが、今回は想定した時間をかなり超過しそうだったので途中で止めてしまいました。丁寧に説明してくれた吉田先生にも興味を持って参加してくれた学生さんたちにも申し訳ないですが、今度はもっと長めの時間を想定して開催します。吉田先生には講演会の後、我々の現在進行系の研究を長時間に渡って聞いていただき、様々なご意見を頂きました。学生から見ても、ごく近距離で研究に対する意見をもらえる貴重な機会となりました。
吉田先生は僕の学生時代からの同期です。普段は互いに忙しくなかなか直接会えないのですが、今回はゆっくり時間をかけて化学や現在の仕事などについて幅広く話せました。また少し経ったら、次回は吉田先生の研究室に伺えたらと思います。
2026.3.11


