第8回放射性薬品科学研究会を開催しました(9/6)

9/6(土)に病院キャンパスにて「第8回日本核医学会分科会 放射性薬品科学研究会 および
第24回放射性医薬品・画像診断薬研究会
」を開催しました。この研究会は放射性医薬品の開発、活用、実用化に関する内容を扱う国内会議で、日本全国から多数の研究者と学生が集まり口頭発表、ポスター発表、および向井英史先生(長崎大学)の特別講演が行われました。僕はこの研究会の世話人をするほど放射性医薬品の開発にまだ貢献できていませんが、放射性医薬品は化学合成等における基礎研究から、ヒトの治療に関わる臨床研究までの距離感が短く、基礎科学者の成果が治療に届きやすい特殊な領域で、学んでいて大変面白いです。特に、放射線を用いて分子の行き先を見るのみならず、α線放射核種などを用いて疾患の治療まで行えるのは、この分野の大きな特徴だと思います。どちらかというと基礎の世界にいる僕としては、この業界の課題を認識して一つずつ解決していきたいと思う次第です。
最後になりますが、お忙しい中本会に参加し有意義な議論を進められた参加者の皆様に、深く御礼申し上げます。

九州大学大学院薬学研究院

精密分子変換化学分野

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Molecular Transformation Chemistry

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