Pacifichemに参加しました(12/15-20)

少し時間が経ってしまいましたが、2025年12月15日から20日まで開催されたPacifichem 2025に参加してきました。当研究室からは丹羽と修士1年の3名で、もちろんしっかり全員発表しました。5年に1回開催される環太平洋エリアの化学会の合同学会で、化学に関するすべての分野に関するシンポジウムが無数に開かれ、研究発表するとともに国際/国内のネットワークを広げる場所です。僕は2015年に続き2回目(2021年はオンライン開催だったため割愛)になりますが、期待していたよりとても有意義でした。学生のポスター発表会場は思ったより非常に活気があり、参加した学生もしっかり議論できたようです。僕も2つのシンポジウムで口頭発表しましたが、しっかり新たな知り合いを作ることができました。化学/薬学年会にも言えることですが、対象分野が広い学会のいいところは普段参加しないような分野の状況を気軽に垣間見えることですね。僕にとっては放射化学(標識化学)エリアがそうで、情報の更新に加えて知り合いを増やす契機になりました。

一方、円安の影響で航空券やホテル、物価は非常に高く、そこそこ深刻な問題だと感じました。アジア圏はまだしも、欧米に行く金銭的ハードルがどんどん上がっているのは研究面でも教育面でも問題です。研究室単位であれば十分な研究費を受給すればよいのかもしれませんが、その研究費は競争的資金であり、総量は決まっています。日本の優秀な学生達が海外で研究成果を発表する貴重な機会を、なんとかしてもう少し増やせないものかと思案するばかりです。

ともあれ、Pacifichemはその高額なコストに見合う成果があったと感じました。次回は2030年にまた開催されるものと思います。

九州大学大学院薬学研究院

精密分子変換化学分野

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Molecular Transformation Chemistry

Graduate School of Pharmaceutical Sciences
Kyushu University

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